一般社団法人福島県測量設計業協会

【2021年 年頭所感】

一般社団法人福島県測量設計業協会

会 長  皆 川  雅 文

 謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催に期待が膨らむなか新年が始まりましたが、新型コロナウイルス感染症の患者が3月から4月にかけて増加しはじめ、オリンピック等を1年延期する事態となりました。新型コロナウイルスの感染は、現在も予断を許さない状況にあります。協会といたしましては、国、県等の情報を会員に周知するなど新しい生活様式を実践し、感染拡大防止に取り組んでいるところです。その一方で、福島イノベーション構想をリードする福島ロボットテストフィールドが3月に全面開所し、復興支援道路では8月に東北中央自動車道の伊達桑折ICから桑折JC間が開通するなど、復興創生の着実な進捗がありました。また、国民の多くに愛される名作曲家古関裕而氏をモデルにNHKの連続テレビ小説が放映されるなど、明るい話題も続きました。
 今年は、延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催が7月から9月にかけて予定されており、アスリートの胸で福島県の花が栄光を讃えるのを楽しみにしている次第です。
 また、この3月で東日本大震災から10年となり、あらためて県土の復興と創生に向かう年でもあります。福島県は、震災、原発事故、大水害、さらに感染症蔓延による経済活動の低下と経験のない災害等に見舞われましたが、豊かな自然と人情の深い県民が住まう美しい県であります。県民の絶え間ない歩みにより、災害に強く、活力に満ちた郷土を創生できると信じて止まないところです。
 測量設計業は、河川を始め、産業を支える農業基盤や道路等の公共施設整備の測量と設計という事業の一番初めを担っております。さらには、施設の老朽化対策など維持管理にも貢献しております。協会といたしましては、高い技術を有する業界であり続けるよう、講習会など情報を発信共有する各種活動を実施し、災害に強く活力ある産業が息づく県の創生に、力を合わせ尽力して参る所存でありますので、皆さまのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 結びに、皆様の益々のご清栄を心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


令和2年度版会員名簿発刊にあたって

 当協会は、一般土木工事や農業土木工事などの社会基盤整備のための測量・設計を主に行っている県内に本社を置く企業71社を会員とする一般社団法人です。昭和42年に設立以来、会員の技術力向上と経営の改善に努め、当協会員が郷土の技術者集団として地域の発展に貢献できるよう活動してまいりました。
 特に近年は、頻発する災害への対応や国土交通省が推進する建設産業の生産性向上を図るi-Construction、さらには働き方改革の実現に向け取組んでおります。
 災害の対応については、平成23年3月の東日本大震災、同年7月の新潟福島豪雨、さらに昨年は10月の東日本台風に伴う豪雨によりこれまでに経験したことのないような大水害災害が発生し、県民の安全・安心を守るには県内の企業がいち早く対応する必要があることをあらためて認識するとともに、全測連を通し全国の仲間に応援をいただき、大規模災害時の広域連携の重要性も再確認したところです。これらの経験により身に着けた技術・知識等を、「公共土木災害復旧事業測量設計マニュアル」として取りまとめ平成25年4月に初版を発行し、昨年までに第6版の改定を重ねるなど会員が災害対応を効率的かつ正確に実施できるよう取り組んでいます。
 i-Constructionの対応については、協会が主催する研修会を開催するなど最新の情報を習得する機会を増やすとともに、各行政機関と意見を交換しながらICTの活用を始め測量、設計、施工、管理の効率化及び省力化に取り組んでいます。
 働き方改革については、業務の平準化、完全週休2日制、ウィークリースタンスなどについて行政と業界が一体となって取り組み、協会会員が法令を遵守しかつよりよい職場環境の整備ができるよう取り組んでいます。
 このほか、人材育成のため協会独自のCPD(継続研鑽・継続教育)制度や「ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会」への参画、地域の河川や道路等の美化活動、さらには測量設計業の社会的役割や重要性などを広報する活動など行っています。
 当協会会員一同、感染症対策に万全を期しつつ地域に根ざした企業として地域の情報を蓄積しながら、常に新しい技術に関心を持ち郷土の発展に寄与して参る所存でございますので、引き続きご指導ご用命を賜りますようお願い申し上げます。

令和2年5月吉日

一般社団法人福島県測量設計業協会

会 長  皆 川 雅 文 


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